メッキ加工でお困りの方、一度山陽鍍金工業へご相談下さい。

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化学研磨

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化学研磨

こんにちは。

本日は化学研磨についての投稿です。

前回の投稿でも紹介したように、弊社の前処理ではほとんどの製品に化学研磨を施しており、他社との差別化を図っております。

ただ単に、装飾性が増すということだけではなくバリの除去、仕上がりの信頼性などにも効果を発揮しますが、それ以上に弊社が化学研磨を重宝している要因としては、快削鋼に対して抜群の効果を発揮してくれるからなんです。

快削鋼という鋼は肉眼でも見てわかるように非常に細かい穴がポツポツと開いており、そのままメッキをしてしまうと穴の中に液が残ったままの状態でメッキが仕上がってしまい、製品は乾燥してるようで乾燥していないという状況になってしまいます。その後、穴からじいわじわと亜鉛メッキの液が染み出ていき最終的にはクロメートが破壊され錆びてしまいます。

納品直後は問題なかったのに数日後、不良になっていたという経験はないでしょうか?
ありますよね?

そんなときに効果を発揮してくれるのが化学研磨なのです。つまり化学研磨で穴を平滑に溶かしていき、穴を除去してしまおうということです。

穴が無くなれば不良の心配はなく、先ほども述べたように仕上がりの信頼性にも繋がります。

とにかく、メッキ屋にとって化学研磨はなくてはならないものなんです。みなさん化学研磨試してみませんか?


えー、話は変わりますが、亜鉛めっきって簡単にできて安いというイメージはないでしょうか?

ありますよね?

実は亜鉛めっきって時間がかかるし、難しいし、変色するし、薬品代が高いし、排水処理にもすごく影響が出る厄介なめっきなんです。

世間に亜鉛めっきは安いというイメージがあるため、自動車部品に関しては価格もバカみたいに下がっていくし、正直やらない方がいいぐらいなんです。

なので、うちは亜鉛めっき高いですよ(笑)高いのにいつも仕事を持ってきてくださるお客様には本当に感謝です。これからも、広島一きれいな亜鉛めっきを最短でご提供いたします。

よろしくおねがいします。

最後に化学研磨と、ただの酸洗いの画像を掲載します。おしまい







黒っぽく光沢があるのが化学研磨です。




ちなみにこれが、酸洗い前の画像です。